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H15-30 不-商品等表示についての不正競争


■ H15-30 ■   不-商品等表示についての不正競争

<問題>
 次の①~⑤までの空欄に後記の語句群から適切な語句を選んで入れると,不正競争防止法第2条第1項第1号についてのまとまった文章になる。①~⑤までの空欄に入れるべき語句の組み合わせとして,最も適切なものは,どれか。
------------------------------------------------------------------------
 不正競争防止法第2条第1項第1号によって保護を受ける商品等表示は,商標法によって登録が受けられる商標で ① 。その表示が保護を受けるためには,その表示の防護標章登録 ② ,周知で ③ 。不正競争防止法による保護は,保護を受けるべき表示が使用されている商品等と,不正競争行為に係る表示が使用されている商品等が同一あるいは類似であること ④ ,商品等が現実に混同されていること ⑤ 。
------------------------------------------------------------------------

1 ①なければならない  ②は必要ないが
  ③なければならない  ④は必要ないし   ⑤も必要ない
2 ①なくてもよい    ②はなされていなければならないが
  ③なくてもよい    ④は必要ないし   ⑤も必要ない
3 ①なければならない  ②は必要ないが
  ③なければならない  ④は必要ないが   ⑤は必要である
4 ①なくてもよい    ②は必要ないが
  ③なければならない  ④は必要ないし   ⑤も必要ない
5 ①なくてもよい    ②は必要ないが
  ③なければならない  ④も必要であるし  ⑤も必要である








<解答>
答え: 以下に空欄を埋めた問題文を示す。
------------------------------------------------------------------------
 不正競争防止法第2条第1項第1号によって保護を受ける商品等表示は,商標法によって登録が受けられる商標で①なくてもよい。その表示が保護を受けるためには,その表示の防護商標登録②は必要ないが,周知で③なければならない。不正競争防止法による保護は,保護を受けるべき表示が使用されている商品等と,不正競争行為に係る表示が使用されている商品等が同一あるいは類似であること④は必要ないし,商品等が現実に混同されていること⑤も必要ない
------------------------------------------------------------------------

解説: 
①について
 不競2条1項1号は,周知な商品等表示を保護するべく,周知表示混同惹起行為を不正競争とする。ここにいう「商品等表示」とは,「人の業務に係る氏名,商号,商標,標章,商品の容器若しくは包装その他の商品又は営業を表示するもの」をいう(同号かっこ書)。したがって,同号によって保護を受ける商品等表示は「人の業務に係る商品又は営業を表示するもの」であればよく,当該表示が登録されているかどうかは問題とならない。
 よって,同号によって保護を受ける商品等表示は,商標法によって登録が受けられる商標で①なくてもよい

②について
 また,その表示が保護を受けるためには,その表示の防護標章登録②は必要ない。ただし,防護標章登録を受けているときは不競2条1項1号で保護される。
Point!
 必要条件ではないが十分条件であるということですね。

③について
 不競2条1項1号は,「他人の商品等表示として需要者の間に広く認識されている」ことを要件とする。
 よって,周知で③なければならない。

④について
 不競2条1項1号は,「他人の商品等表示……と同一若しくは類似の商品等表示を使用し……て,他人の商品又は営業と混同を生じさせる行為」と規定する。したがって,「保護を受けるべき表示が使用されている商品等」と「不正競争行為に係る表示が使用されている商品等」との類似性は問題にしていない。
 よって,不正競争防止法による保護は,両商品等が同一あるいは類似であること④は必要ない

⑤について
 不競2条1項1号は,「他人の商品又は営業と混同を生じさせる行為」を禁止する。ここで,「混同を生じさせる行為」とは,現実に混同が生じていなくとも混同を生じるおそれがあれば足りると解される。
 よって,商品等が現実に混同されていること⑤は必要ない
Point!
 「混同」には,直接営業主体の混同を生じさせる「狭義の混同」のみならず,経済的・組織的に何らかの関連性があると誤認させる「広義の混同」も含まれます。

結 論
 語句の組合せとして,最も適切なものは,4である。

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