H17-51-1 特-訂正審判


■ H17-51 枝1 ■   特-訂正審判

<問題>
 特許無効審判及び訂正審判に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

1 2以上の請求項に係る特許に対して特許無効審判が請求された場合,審判官は,請求人が申し立てた請求の趣旨にかかわらず,すべての請求項について,無効理由の有無を職権で審理することができる。






<解答>
答え: × (特153条3項)

解説: 
 審判においては,請求人が申し立てない請求の趣旨については,審理することができない(特153条3項)。
 よって,本枝は誤り。

Point!
 「特許第○○号発明の特許請求の範囲第1項に記載された発明についての特許を無効とする,(審判費用は被請求人の負担とする,)との審決を求める」というのが無効審判の請求の趣旨(特131条1項3号)です。簡単に言えば,審決として書いて欲しい結論を,請求の趣旨として記載します。請求の趣旨を具体的に見れば,特153条3項の文言と,無効審判を請求していない請求項については審理してはいけない,という事項がつながりますね。


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H17-51-2 特-訂正審判


■ H17-51 枝2 ■   特-訂正審判

<問題>
 特許無効審判及び訂正審判に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

2 特許無効審判の請求に理由がないとする審決に対する取消しの判決が確定し,審判の審理が開始される場合において,審判長は,その判決の確定の日から2週間以内に特許無効審判の被請求人から申立てがあった場合に限り,願書に添付した明細書,特許請求の範囲又は図面の訂正を請求するための相当の期間を指定することができる。






<解答>
答え: × (特134条の3第1項)

解説: 
 審判長は,その判決の確定の日から「1週間以内」に特許無効審判の被請求人から申立てがあった場合に限り,願書に添付した明細書等の訂正を請求するための相当の期間を指定することができる(特134条の3第1項)。
 本枝は,「2週間以内」とする点で,誤り。



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H17-51-3 特-訂正審判


■ H17-51 枝3 ■   特-訂正審判

<問題>
 特許無効審判及び訂正審判に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

3 訂正審判は,特許期間の満了以外の理由により特許権が消滅した後においても,消滅の理由にかかわらず請求することができる。






<解答>
答え: × (特126条6項)

解説: 
 特許期間満了や放棄等による消滅は権利の存続期間が認められるため,訂正審判を請求することができる。一方,特許が無効審判により無効にされた場合は,権利が遡及消滅するため訂正審判を請求することができない。
 本枝は,「消滅の理由にかかわらず請求することができる」とする点で,誤りである。



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H17-51-4 特-訂正審判


■ H17-51 枝4 ■   特-訂正審判

<問題>
 特許無効審判及び訂正審判に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

4 裁判所は,特許無効審判において特許を無効にすべき旨の審決を受けた特許権者が,当該審決に対する訴えの提起があった日から起算して90日の期間内に訂正審判を請求した場合において,当該訂正が特許請求の範囲を減縮することを目的とするものであることが明らかであり,特許無効審判においてさらに審理させることが相当であると認めるときは,当事者の意見を聴くことなく,決定をもって当該審決を取り消すことができる。






<解答>
答え: × (特181条2項・3項)

解説: 
 裁判所は一定の場合,決定により審決を取り消すことができるが(特181条2項),かかる決定をするときは,当事者の意見を聴かなければならない(特181条3項)。訴訟当事者は,実体判断に基づく判決を受ける利益を有しているからである。
 よって,本枝は誤り。



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H17-51-5 特-訂正審判


■ H17-51 枝5 ■   特-訂正審判

<問題>
 特許無効審判及び訂正審判に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

5 誤記又は誤訳の訂正を目的とする訂正審判が請求された場合,訂正後における特許請求の範囲に記載されている事項により特定される発明は,特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならない。






<解答>
答え:  (特126条5項)

解説: 
 誤記又は誤訳の訂正を目的とする訂正については,訂正後における特許請求の範囲に記載されている事項により特定される発明が特許出願の際独立して特許を受けることができるものでなければならない(特126条5項)。
 よって,本枝は正しい。



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