H17-58-1 特-特許権侵害訴訟


■ H17-58 枝1 ■   特-特許権侵害訴訟

<問題>
 特許法における訴訟に関し,次ののうち,正しいものは,どれか。

1 裁判所は,故意により特許権を侵害し特許権者の業務上の信用を害した者に対して,職権で,損害の賠償とともに,特許権者の業務上の信用を回復するのに必要な措置を命ずることができる。






<解答>
答え: × (特106条)

解説: 
 故意又は過失により特許権等を侵害したことにより,特許権者等の業務上の信用を害したものに対しては,裁判所は,特許権者等の請求により,損害賠償に代え,又は損害の賠償とともに,信用回復の措置を命ずることができる(特106条)。
 本枝は,「職権で」する点で誤りである。

Point!
 中立であるはずの裁判所が,「かわいそうだから謝りなさい」はありえないですよね。処分権主義が妥当します。


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H17-58-2 特-特許権侵害訴訟


■ H17-58 枝2 ■   特-特許権侵害訴訟

<問題>
 特許法における訴訟に関し,次ののうち,正しいものは,どれか。

2 裁判所は,特許権の侵害に係る訴訟において,当該特許が特許無効審判により無効にされるべきものと認められる旨の攻撃又は防御の方法がなされた場合,当該方法が審理を不当に遅延させることを目的として提出されたものと認められるときは,職権で,却下の決定をすることができる。






<解答>
答え:  (特104条の3第2項)

解説: 
 裁判所は,特許権の侵害に係る訴訟において,当該特許が特許無効審判により無効にされるべきものと認められる旨の攻撃又は防御の方法がなされた場合,当該方法が審理を不当に遅延させることを目的として提出されたものと認められるときは,職権で,却下の決定をすることができる(特104条の3第2項)。条文通りであり,正しい。



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H17-58-3 特-特許権侵害訴訟


■ H17-58 枝3 ■   特-特許権侵害訴訟

<問題>
 特許法における訴訟に関し,次ののうち,正しいものは,どれか。

3 裁判所は,特許無効審判又は延長登録無効審判の審決に対する訴えの提起があったときは,30日以内に,その旨を特許庁長官に通知しなければならない。






<解答>
答え: × (特180条)

解説: 
 裁判所は,特許無効審判若しくは延長登録無効審判又はこれらの審判の確定審決に対する再審の審決に対するものについての訴えの提起があったときは,遅滞なく,その旨を特許庁長官に通知しなければならない(特180条)。本枝は,「30日以内」とする点で,誤りである。

Point!
 特許無効審判若しくは延長登録無効審判以外の査定系審判の審決取消訴訟では,特許庁長官が被告となっているため(特179条),当該通知は不要です。



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H17-58-4 特-特許権侵害訴訟


■ H17-58 枝4 ■   特-特許権侵害訴訟

<問題>
 特許法における訴訟に関し,次ののうち,正しいものは,どれか。

4 特許庁長官は,特許無効審判又は延長登録無効審判の審決に対する訴えの提起があり,裁判所から当該事件に関する特許法の適用その他の必要な事項について意見を求められた場合には,特許庁の職員以外の者に意見を述べさせることができる。






<解答>
答え: × (特180条の2第3項)

解説: 
 特許無効審判又は延長登録無効審判の審決に対する訴えの提起があり,裁判所から当該事件に関する特許法の適用その他の必要な事項について意見を求められた場合には,特許庁の職員で指定する者に,意見を述べさせることができる(特180条の2第3項)。
 本枝は,「特許庁の職員以外の者」とする点で,誤りである。



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H17-58-5 特-特許権侵害訴訟


■ H17-58 枝5 ■   特-特許権侵害訴訟

<問題>
 特許法における訴訟に関し,次ののうち,正しいものは,どれか。

5 裁判所は,特許無効審判又は延長登録無効審判の審決に対する訴えについて,訴訟手続が完結したときは,その旨を特許庁長官に通知しなければならないが,特許庁長官からの求めがない限り,各審級の裁判の正本を送付しなくともよい。






<解答>
答え: × (特182条)

解説: 
 裁判所は,特許無効審判又は延長登録無効審判の審決に対する訴えについて,訴訟手続が完結したときは,遅滞なく,特許庁長官に各審級の裁判の正本を送付しなければならない(特182条)。したがって,特許庁長官からの求めがなくとも各審級の裁判の正本を送付しなければならない。
 よって,本枝は誤り。



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