H18-38-1 意-補正


■ H18-38 枝1 ■   意-補正

<問題>
 意匠登録出願についての補正又は補正の却下の決定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

1 願書の記載又は願書に添付した図面についてした補正が,これらの要旨を変更するものと意匠権の設定の登録があった後に認められたとき,そのことにより当該意匠権を無効にする理由が生じる場合はない。






<解答>
答え: × (意9条の2)

解説: 
 願書の記載等の補正が登録後に要旨変更と認定された場合は,出願時が手続補正書提出時に繰り下がる(意9条の2)。第三者の不測の不利益を防止するためである。したがって,要旨変更が直接無効理由となることはないが,出願時が繰り下がることによって,出願から手続補正書の提出までの間に発生した事情により,新規性欠如(意3条1項各号)や先後願(意9条)等の無効理由が生じる場合がある。
 よって,本枝は誤り。


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H18-38-2 意-補正


■ H18-38 枝2 ■   意-補正

<問題>
 意匠登録出願についての補正又は補正の却下の決定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

2 審査官による拒絶の理由の通知を受けて,願書の記載又は願書に添付した図面についてした補正が,これらの要旨を変更するものとして補正の却下の決定がなされた場合,その補正後の意匠について新たな意匠登録出願をせず,かつ,補正却下決定不服審判の請求をしないときでも,当該意匠登録出願が,その拒絶の理由により拒絶されない場合がある。






<解答>
答え:  (準特50条)

解説: 
 補正却下の決定に対して意17条の3第1項の新たな意匠登録出願をせず,また補正却下決定不服審判(意47条)の請求もしていないため,補正前の内容で審査が継続される。この場合には,出願人は意見書(準特50条)を提出することができる。これにより,審査官の認定を覆すことができれば拒絶理由を回避することができる。
 よって,本枝は正しい。



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H18-38-3 意-補正


■ H18-38 枝3 ■   意-補正

<問題>
 意匠登録出願についての補正又は補正の却下の決定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

3 願書に添付した図面についてした補正が,審判官により決定をもって却下された場合,その決定を受けた者は,その決定に不服があるとき,補正却下決定不服審判を請求することができる。






<解答>
答え: × (意59条1項)

解説: 
 審判官により意50条1項で準用する意17条の2第1項の補正却下の決定がされた場合,その決定に対する不服は補正却下の決定に対する訴えを提起することによって行う(意59条1項)。したがって,「補正却下決定不服審判を請求することはできない。
 よって,本枝は誤り。



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H18-38-4 意-補正


■ H18-38 枝4 ■   意-補正

<問題>
 意匠登録出願についての補正又は補正の却下の決定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

4 審査官は,願書の記載又は願書に添付した図面についてした補正を決定をもって却下したとき,その決定の謄本の送達があった日から30日3月を経過するまでは,当該意匠登録出願の審査を中止しなければならない。
 取消線の文言を消去しています。






<解答>
答え: × (意17条の2第3項)

解説: 
 補正却下の決定があった場合,決定謄本の送達があった日から3月を経過するまでは,出願について「査定」をしてはならない(意17条の2第3項)。したがって,「審査」をすることはできる。
 よって,本枝は誤り。

Point!
 補正却下不服審判を請求したときに審査が中止されること(意17条の2第4項)と混同しないように気をつけましょう。



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H18-38-5 意-補正


■ H18-38 枝5 ■   意-補正

<問題>
 意匠登録出願についての補正又は補正の却下の決定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

5 物品の部分について意匠登録を受けようとする場合において,当該意匠登録出願の願書に「部分意匠」の欄を設けなかったときは,その意匠登録出願の願書の記載及び願書に添付した図面等を総合的に判断して,それが部分意匠の意匠登録出願であることを当然に導き出すことができる場合であっても,願書に「部分意匠」の欄を追加する補正は,要旨を変更するものとして,決定をもって却下される。






<解答>
答え: × (意17条の2第1項)

解説: 
 「意匠の要旨」とは,その意匠の属する分野における通常の知識に基づいて願書の記載及び図面等から直接的に導き出される具体的な意匠の内容をいう。この特定された意匠の要旨を,①当然に導き出すことができる同一の範囲のものに訂正する場合,あるいは②微細な部分の記載不備を不備のない記載に訂正する場合,には要旨変更にはならない。本問において,出願当初の願書に「部分意匠」の欄がない場合であっても,願書の記載及び願書に添付した図面等を総合的に判断して,出願が部分意匠の出願であることを当然に導き出すことができる場合には,願書に「部分意匠」の欄を追加する補正は要旨変更にはならない。
 よって,本枝は誤り。



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