H17-24-1 意-一意匠一出願


■ H17-24 枝1 ■   意-一意匠一出願

<問題>
 意匠法第7条(一意匠一出願)の規定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

1 願書の「意匠に係る物品」の欄に2つの物品の区分が記載されている場合であっても,願書に添付した図面に記載された1つの形状が,それぞれの物品の区分に属する物品の形状と認めることができるときは,その意匠登録出願は意匠法第7条に規定する要件を満たすと認められる場合がある。






<解答>
答え: × (意7条)

解説: 
 法は審査手続の便宜及び権利範囲の明確化の観点から一意匠一出願の原則を採用している(意7条)。したがって,「意匠に係る物品」の欄に2以上の物品の区分を記載したり,2以上の物品の図面を表示した場合には一意匠として成立せず,意7条違反となる。したがって,当該出願は,意7条の要件をみたすとは認められない。
 よって,本枝は誤り。

Point!
 具体的にイメージするなら,願書の「意匠に係る物品」の欄に「自動車,自動車おもちゃ」と記載してあって,図面に車のデザインが1つだけ記載されている場合が考えられます。


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H17-24-2 意-一意匠一出願


■ H17-24 枝2 ■   意-一意匠一出願

<問題>
 意匠法第7条(一意匠一出願)の規定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

2 意匠権者から意匠権の侵害に係る訴訟を提起された者は,その訴訟において,当該意匠権が意匠法第7条に規定する要件を満たさない意匠登録出願に基づくものであることを理由として,意匠法第41条が準用する特許法第104条の3第1項(特許権者等の権利行使の制限)の規定による防御の方法を提出することはできない。






<解答>
答え:  (意48条1項各号)

解説: 
 意7条違反は形式的瑕疵であるため,無効理由とならない(意48条1項各号)。したがって,「無効審判により無効にされるべきもの」(準特104条の3第1項)とはいえず,同項による防御の方法を提出することはできない。
 よって,本枝は正しい。



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H17-24-3 意-一意匠一出願


■ H17-24 枝3 ■   意-一意匠一出願

<問題>
 意匠法第7条(一意匠一出願)の規定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

3 願書の「意匠に係る物品」の欄に「かまぼこ」と記載され,願書に添付した図面に同一形状で紅色のかまぼこを表したものと白色のかまぼこを表したものが2つ分離して記載されている場合,その意匠登録出願は意匠法第7条に規定する要件を満たすと認められる場合がある。






<解答>
答え: × (意7条)

解説: 
 「意匠に係る物品」の欄に2以上の物品の区分を記載したり,2以上の物品の図面を表示した場合には,一意匠として成立しない。
 本問では,紅色と白色のかまぼこの2つの物品が図面に表されているため,一意匠として成立しない。
 よって,本枝は誤り。



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H17-24-4 意-一意匠一出願


■ H17-24 枝4 ■   意-一意匠一出願

<問題>
 意匠法第7条(一意匠一出願)の規定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

4 本意匠の意匠登録出願と関連意匠の意匠登録出願において,願書の「意匠に係る物品」の欄に異なる物品の区分を記載することができる場合はない。






<解答>
答え: × (意10条1項)

解説: 
 関連意匠の意匠登録を受けるためには,関連意匠が本意匠に「類似」することを要する(意10条1項)。ここで,意匠の類否判断は物品面と形態面の共通点と差異点を認定し,これらが両意匠の類否判断に与える影響を意匠全体として総合的に観察することにより行われる。そのため,意匠に係る物品が同一ではなく,類似するときであっても,両意匠が類似し,関連意匠の意匠登録を受けることができる場合がある。したがって,「意匠に係る物品」の欄に異なる物品の区分を記載することができる場合がある。
 よって,本枝は誤り。



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H17-24-5 意-一意匠一出願


■ H17-24 枝5 ■   意-一意匠一出願

<問題>
 意匠法第7条(一意匠一出願)の規定に関し,次のうち,正しいものは,どれか。

5 「トランプ」の意匠について意匠登録出願する場合,願書に添付する図面には,トランプの表裏の模様を表した図及びトランプを収納する箱の形状を表した図を記載しなければならない。






<解答>
答え: × (意7条)

解説: 
 「意匠に係る物品」の欄に2以上の物品の区分を記載したり,2以上の物品の図面を表示した場合には,一意匠として成立しない。ここで,トランプとトランプを収納する箱はそれぞれ別物品である。したがって,そのため,トランプとトランプを収納する箱を図面に記載すると,意7条違反となる。
 よって,本枝は誤り。



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