H16-07-ハ 特-補償金請求権
■ H16-07 枝(ハ) ■ 特-補償金請求権
<問題>
出願公開に関し,次の(イ)~(ホ)のうち,正しいものは,いくつあるか。
(ハ) 特許庁長官は,願書に添付した要約書の記載が特許法第36条第7項の規定に適合しない場合であっても,その要約書を特許公報に掲載しなければならない。
<解答>
答え: × (特64条3項)
解説:
特許庁長官は,願書に添付した要約書の記載が特36条7項の規定に適合しないときその他必要があると認めるときは,要約書に記載した事項に代えて,自ら作成した事項を特許公報に掲載することができる(特64条3項)。なぜなら,要約書を技術情報として有効に機能させるためには速やかに一定水準以上のものにする必要があるからである。
本枝は,「特許法第36条第7項の規定に適合しない場合であっても,その要約書を特許公報に掲載しなければならない」とする点で,誤りである。
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